Tuesday 7 August 2012

The Five Corners Quintetと東京で遭遇。

皆様、モイ。
よしこです。
今日は振り返りというか、思い出しブログです。


昨日のツイッターでのやり取りをきっかけに私の脳内は昨夜からThe Five Corners Quintetのエンドレスリピート状態。

ファイブコーナーズはフィンランドのジャズバンド。私の神であるドラマーのテッポ・マキュネン(Teppo Mäkynen)の他、サックス奏者ティモ・ラッシー(Timo Lassy)、トランペット奏者ユッカ・エスコラ(Jukka Eskola)などソロでも人気の実力派が揃ったバンドでした。このブログをご覧いただいている方の中にも、彼らの音楽が好きな方はたくさんいらっしゃるはずです。


一度バンドとしての活動に区切りをつけた彼らですが、今年はじめには再結成ということで日本のブルーノートなどでもライブを行っていましたね。


↑というお話をツイッターで呟いていたそのままの勢いで、昨夜は延々とファイブコーナーズを流しました。今朝もです。そんな流れからポコッと記憶に戻った冬のある日のことを書こうというわけです。



こちらでも少し書きましたが、今年の2月下旬には少し日本に戻っていました。
同じタイミングで来日していたファイブコーナーズのブルーノート公演が気になりながらも、なんだかんだで忙しく諦めムード。

そんな東京滞在中のある日、廻るお寿司が食べてみたいという友人のリクエストでランチは回転寿司のお店に行きました。憧れの廻るお寿司に興奮気味の友人とひたすら食べ続ける私。笑。ふと気づくと、私のお隣の席に体の大きな方が座るところでした。ちょっと座りにくそうだったので、よけて座り直しながら「どうぞ〜。」と声をかけた私。

と。



!!!!

お隣の男性は、↑のサックス奏者、ティモでした。

そして、ティモの後ろに立っていたのは、なんとテッポ!

鼻血が出るかと思いましたよ。苦笑。


アワアワしている私の横には、よく見るとティモ、テッポ、もう一人の関係者らしき方がいました。
どうも私の友人同様「廻る寿司!」とリクエストしたティモ達を、テッポが連れて来てあげていた模様。テッポは残りの二人に帰り道を丁寧に教えてあげてから、笑、一人去って行きました。



「テッポ〜!涙。」と思いながらも、心臓はドキドキ。
隣の友人をツンツンしながら一人で盛り上がっていた私。


私の友人がフィンランド人に見えなかったのか、ティモ達は大きなフィンランド語で会話中。
失礼と思いながらも、会話が耳に入ってしまう状態に心の中で格闘状態の私。鼻血の次は耳がダンボのようになりかけました。最終的にはお寿司の味も何も分からなくなってしまう始末・・。苦笑。

でも。。。。

ふと気づくと私と対照的にかなり落ち着いた友人(←自身もファイブコーナーズのファン)。
なんとなくその空気に押されて私も正気に戻りました。




お店を出てから「声かければ良かったかなあ。」と悔やむ私に、友人が一言。

「彼らのプライベートは、彼らのものだからね。音楽と関係ないしね。」

なんともフィンランド人らしい潔い返事に、思わず絶句してしまったのでした。笑。




今でもあの日のことは可笑しい思い出として心に残っています。
ヘルシンキでなら彼らとすれ違うことがあってもおかしくないのですけれどね。あの広い東京で遭遇したというのが、何回思い出しても不思議な偶然です。



そういえばティモは9月に新しいアルバムを出すようですよ。
楽しみですね。聴いてみたらば、ここでまたご紹介できればと思います。



今日こそは関係のあるお写真を!と思ってアルバムをゴソゴソしました。

「本当に廻ってる〜!あのー、写真撮っても良いですか?」とパシャパシャしすぎて、お店の人に不思議がられていた友人撮影の一枚です。笑。




↑黙々と食べる私。笑。


この数分後に鼻血が出そうになって耳がダンボになってしまうとは、全く想像もしていませんでした。
人生、何が起きるか分かりませんねえ。本当に。


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