Thursday 9 February 2012

食べてたのか、仕事してたのか。

皆様、モイ。
よしこです。

今日はなんだか食べてばかりの一日でした。
ろくに仕事ができていなかったような記憶が・・。すみません。(誰に?)

0700 朝一番にオフィスに到着。
(私は一人だけで仕事をスタートするこの瞬間が意外にかなり好きなのです。)

0800 エエヴァ(同室の同僚1)到着。

0900 キルシ(同室の同僚2)到着。

とりあえず、みんなコーヒー。ズズーッと。
昨日の出張からエエヴァが買って来てくれたお土産のドーナツを皆でむしゃむしゃ。眠いのと仕事のことで頭が塞がれているので、基本的に無言。。。

1100 キルシ、ランチへ。

私は12時過ぎないとおなかが減らないと知っているのに、毎日「行く?」と聞いてくれるキルシ。
なんとなく可愛いくて好きです。笑。でも、その言葉を聞くだけでおなかいっぱいになるのも正直なところ。苦笑。

1230 エエヴァとランチへ。

キルシと他の同僚がコーヒータイム。私のランチの前で、キルシは食後のケーキとコーヒーを。うーん。私までケーキを食べている気分。

1300 仕事再開。

1430 キルシ発案のコーヒーブレーク(突然)。私はコーヒーをぎりぎり一杯。

1500 仕事またまた再開。

1600 キルシ、エエヴァ退社。

1800 私、退社。


食べてますね。ていうか、食べているキルシを見過ぎです。笑。健康的な一日を疑似体験させてもらったような気持ちです。(私も今のところ不健康というわけではありませんが・・。)

キルシは食べ物を本当に美味しそうにたくさん食べる人。スポーツウーマンでもあるので、エネルギーの循環で体がキラキラ光っているように見えるくらいの元気な人。

勝手なイメージですが、スポーツをしている人のマインドというのは切り替えが上手であっさりしている気がします。たくさん笑って、たくさんしゃべって、仕事には集中してガーッと取り組んで・・。見習いたいところです。


それにしても、おなか一杯。




今日のお写真は、過ぎてしまったルーネンベルグタルト(Runebergintorttu)を。

職場にタプサが買って来てくれた既製品。



職場にシルパが焼いて来てくれたホームメイド。



形は上の方がよく見かけます。
プンシュというリキュールかラムを効かせて作るのが本物ですが、シルパのものは息子さんの好みに併せてノンアルコールだそう。私はこっちの方が好きでした。笑。

カリカリのアーモンドダイスとしっとりとした生地。トッピングのラズベリージャム。
毎年ルーネンベルグデー(2月5日)のあたりに食べる季節のお菓子ですが、口にするとなんだかほっとします。

Wednesday 8 February 2012

サラダボウル。

皆様、モイ。
よしこです。

最近の夕ご飯は、サラダがブームです。
突然すぎですが・・。苦笑。


サラダリーフを一袋にフルーツトマト1ケース。
パプリカを1個、きゅうりを半分。

ベースはだいたいいつもこんな感じです。

日によってモッツァレラやフェタチーズをメインにプラス。
ドライトマトやナッツ、フライドオニオンをパラパラしたら完成です。

ドレッシングはオイルとバルサミコにシロップをたらしたり。
マスタードをベースにしたり。
気まぐれというか適当です。


何も特徴がないサラダですが、とにかく大量に食べるのがブーム。
ヘルシーとか、とんでもない感じです。笑。
むしゃむしゃ、バリバリ。思い切り食べている感覚が、体を潤すような気がして好きなのです。

だもので、サラダの入れ物は決まってコレです。



比較のためにマグも入れてみました。
イッタラ(Iittala)のテーマ(Teema)シリーズから出ていた3.4リットル容量の大きなボウル。
(フィンランド国内では2010年までの生産で販売終了してしまったようです。)

これを食卓において「いただきまーす」となると、自分が小人にでもなった気分ですよ。苦笑。
本当は取り分け用にするのが上品なのでしょうけどね。

しばらくこの夕ご飯が続きそうな予感がします。

Monday 6 February 2012

決まりました。

皆様、モイ。
よしこです。

昨日、日曜日にヘルシンキの道ばたで撮影した一枚です。



車の雪に書いてあるのは、「2」。

決選投票にもつれ込んでいた第12代フィンランド共和国大統領選挙。
安定した人気を誇るサウリ・ニーニスト(Sauli Niinistö)と第一回選挙から人気に火がついた格好のペッカ・ハーヴィスト(Pekka Haavisto)の二人が主役。そして、「2」はハーヴィストの投票番号です。誰かが「ハーヴィスト!ゴー!」と言っている様子が目に浮かびます。笑。


昨日夜に開票された注目の結果ですが、62.6%の票を獲得したニーニストに軍配が上がりました。
3月1日より6年間、ニーニスト大統領としての任期がスタートします。



投票率が68.8%というのもなかなか手応えのある選挙だったなあという実感ですが、それより目を引くのはハーヴィストの獲得票数。37.4%、1076957票を獲得しました。

都市部のリベラル派若年層にのみ影響力があると見込まれていた彼がここまで票を獲得したこと自体が、次回選挙への布石を感じさせます。もはや都市部だけではない影響力が広まり始めているということです。今日の新聞でもこの点に触れている記事がありました。


現在のタルヤ・ハロネン大統領が女性として大統領の職についた時(2000年)もこれと同じような動きがありました。
ハロネンが選出される以前の選挙(1994年)で女性候補が、決選投票に残る事態になりました。「初の女性大統領誕生か!?」と大騒ぎした結果、結局対抗馬の候補が選出される結末となりました。

その次の選挙では、ハロネンが候補となるも「女性」という面が以前ほど強調されませんでした。(それでもまだ「普通」にはほど遠かったと思いますが。。。)


今回「ゲイの大統領!?移民のボーイフレンド??」と大騒ぎしたこの選挙戦は何かしらの形で将来のフィンランドを形作る土台になっていくのだと思います。


ニーニスト大統領。
活躍が楽しみですね。

Friday 3 February 2012

ヘルシンキの天気予報。

皆様、モイ。
よしこです。

今日はお昼休みに職場から歩いて10分くらいの所にあるフリーマーケットへ。
「ちょっとそこまで〜。」という気持ちでふらっと出かけたのですが、帰りには凍え過ぎてどうにかなってしまうかと思いました。

怖いです、寒さ。
表示気温では−18℃だったのでちょっと甘く見過ぎました。

ちなみにその時の服装はこんな感じ。

保温機能のある長袖シャツ+コットン長袖シャツ
ウールの袖無しワンピース
ウールカーディガン
タイツ
ニーハイウール靴下
モンキーブーツ(って言うんでしたっけ?ああいう靴は。)
モコモコのブルゾン
革手袋

敗因は、ニット帽をオフィスに置きっぱなしにしてしまったことと、膝小僧部分がタイツだけだったことですかね。
マフラーを省略したのもだめだったみたいです。とにかく、あまりの凍え具合にビビりました。

教訓:寒い時はちょっとやり過ぎぐらいの防寒で。


ということで、このブログをご覧になっている方の中に万が一でもヘルシンキへいらっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんし。お天気予報を書いてみます。

2月4日土曜日 曇り
最高気温 −16℃
最低気温 −18℃

2月5日日曜日 曇り&雪
最高気温 −11℃
最低気温 −11℃

2月6日月曜日 時々曇り&軽めの雪
最高気温 −5℃
最低気温 −10℃

2月7日火曜日 時々曇り&晴れ
最高気温 −8℃
最低気温 −18℃

2月8日水曜日 時々曇り&晴れ
最高気温 −11℃
最低気温 −19℃

2月9日木曜日 曇り
最高気温 −10℃
最低気温 −11℃

2月10日金曜日 うす曇り
最高気温 −3℃
最低気温 −5℃


予想では、猛烈に寒いのは来週いっぱいでおさまりそうです。
「さむっ!」を連発できるうちに思い切り寒がっておきたいと思います。あくまでも厚着で。笑。

今くらい気温が低く、乾燥が進むと雪を踏みしめる時にとても良い音がします。
文字にすると「サクッ」と「キュッ」が一緒になったような音です。歩くのが楽しくなるような音。

車の音と吸い殻が気になりますが、苦笑、なんとかこの音をお伝えできないかと今日ビデオを撮ってみました。

Thursday 2 February 2012

オフィスウタノのお話。

皆様、モイ。
よしこです。

先週末から今週の頭にかけては、オフィスウタノとしての活動をヘルシンキでしていました。
「オフィスウタノって突然なに?」という感じですね。

2012年1月から、個人事務所として個人旅行やフィンランドでのウェディングのお手伝いをしています。
モットーは「細々と、丁寧に」。私が自分でできる範囲に限って、フィンランドにいらっしゃる皆様の特別な時間を手配させていただいています。

手配料金をできるだけ下げるために、webページも今のところはなし。ブランドロゴもなし。あるのは私だけです。結果、携帯電話とラップトップコンピューターだけの、非常に怪しいオフィスでひっそり運営しています。笑。


で、今回のご案内。
とある会社のウェブコンテンツ作りに協力する形で、スタッフさんとカメラマンさんをヘルシンキのあちらこちらにご案内しました。


「さむ〜!涙。」と危機に陥ることもありましたが、笑、なにせ楽しいのです。
「もー、たのし!!」と涙が出そうになりながら、ご案内を終了しました。

いくら文字のみ写真のみと言ってもウェブコンテンツには作る人の雰囲気が出るような気がします。
本と一緒で、すーっと入ってくる文章や、見ていて心が躍る写真は、やっぱり作っている人が嘘をついていない時に生まれるのではないかな、と。

そういう意味では、確実に素敵なコンテンツが出来上がる予感がします。
今から完成のお知らせが楽しみです♪


オフィスウタノの活動は、私自身がご案内中に心に栄養をいただくことも報酬の一部として考えています。お金の報酬は最小限に押さえて、後は楽しい時間を私も共有させていただく。まさに理想通りの時間になりました。見事に今週の私はいつもより元気です。笑。


思い出になったこの時間のお写真を。




これまでよりヘルシンキがもっと好きになりました。

Wednesday 1 February 2012

何かの力、か?

皆様、モイ。
よしこです。

先ほど、ほろ酔いで帰宅。
クオピオではお酒は飲まないと決めているので、私にとってこれは珍しいこと。変な感じです。

職場が創立5周年を迎えるということで、今日はその記念行事&パーティーの日。
パーティーで振る舞われるワインは、↑の規定外(笑)なので思い切り飲みました。ほほ。

私の居る部署は比較的小さいのですが、他も合わせると結構な数の人が一緒に働いています。
普段は時間も余裕もないので仕事の面でしか知らなかった同僚達の素顔。
お酒の力で少しだけ見る事ができて面白かったです。

職場で初の日本人(たぶんアジア人としても初)ということで、働き始めてからこの1ヶ月の間も少々様子を伺っている感がありました。特に他部署の人々に気を遣わせてしまったのは、「この子、英語で話すべき?フィンランド語?」という面。

分かってもらえるようにフィンランド語で話しかけるようにしても、顔を見るとどうしても英語で。。ということもあり。外国人の同僚でフィンランド語を話さない方もいらっしゃるので、ますます混乱を招いている感じがしました。苦笑。そもそも「なんで日本からクオピオにまで働きに来てるんだろう?専門は何?」という部分は簡単な自己紹介ではどうしても伝えきれないこともあり。


そんなこんなの固かった1ヶ月が少し解凍されていくような、優しい夜になりました。


ここのところ、忙しさと慣れでちょっと心が雑になっていましたからね。
このタイミングで今夜のパーティーの時間があったのは、何か大きな力によるもののような気がします。
ご褒美&しっかりしなさいよ、と。


偶然にも代表の記念スピーチ中に、私が応募した転職枠がどれだけの競争率だったのかという話がぽろっと出たのですよね。

「だれもクオピオに行きたくないから、ヨシコが受かったんじゃないの?」

と友人に冗談で言われたこともあり、本当に私しか応募者がいなかったのでは?と思っていたのでまさかの競争率に心底驚きました。


私が疲れたり、ダレたりしているこの場所で、もっと頑張ろうとしていた人達がいたかもしれない。

そう思うと、その人達のチャンスを奪った分私も頑張らないといけないような気がしてきます。
こじつけといえばその通りですが、なんとなく感じたこの責任もやはり見えない力によって私に知らされたような気が。。。


考え過ぎでしょうかね。苦笑。
ともかく、今日からの2月もしっかり頑張ろうと背筋がのびました。


今日のお写真は、月曜日の深夜に撮影したもの。
−10℃程度のヘルシンキからクオピオに着いたらば、肌が痛い!クオピオは−30℃に届きそうな気温でした。さむ。