Thursday 27 September 2012

お肌がつるつる。

皆様、モイ。
よしこです。

今日は「ああ〜、極楽。。。」のご案内でした。
↑は私の声でなくイメージですよ、イメージ。笑。



ホテルのサウナや家庭のサウナとも違う公衆サウナの体験。
日本の銭湯と同じような位置づけのサウナを満喫していただきました。
(今日はあの巨大なサウナが貸切状態だったのもラッキーでした!)




女性限定になってしまいますが、私もサウナの中までご一緒させていただくことが可能です。
今日はお一人で旅をされているお客様だったので、二人で「ああ〜、極楽。。。」でした。笑。

汗をたっぷりかきながら、白樺の枝で体中をバシバシとマッサージ。
サウナの後の一杯もキューッと飲んで、すっきり!(コーラでしたが。。。)
貴重なお話もたくさんうかがい、充実の時間でした。

ご利用いただきましたお客様、ありがとうございました!


今、お肌がつるつるです。ほほほ。

Wednesday 26 September 2012

兄。

皆様、モイ。
よしこです。

今日は、ご家族での蚤の市&フリーマーケット巡りをご案内させていただきました。
4箇所のおすすめ蚤の市&フリーマーケット+ランチ。
短い時間でしたが、一緒に時間を過ごさせていただいたことに感謝です。
楽しすぎて勝手にご案内時間を延長させていただいたことは反省しています、はい。苦笑。


家族がそれぞれ大人になってからの家族旅行って、本当に素敵ですよね。
自立している大人同士で密接な時間を過ごすわけなので、友人同士やご夫婦とはまた違う距離感や空気が生まれるような気がします。


私自身も数年前に家族で旅に出ることがありました。
姉と母と、姉の家族と一緒に過ごした時間は、今でもふと思い出しては幸せになる特別な思い出になっています。

今日はご案内しながらそんなことも思い出して、思わず笑顔になってしまったのでした。
今晩あたり、久しぶりにアルバムを開いてゆっくり旅のことを思い出そうかなあと思います。



そういえば、タイトルの「兄」。
今日ご案内させていただいたご家族の中のお兄様に、思わず自分自身の兄の姿を思い出してしまったのでこのタイトルにしました。笑。

重いものを持ってくれたり、アイテムを選ぶのを手伝ってくれたり、なんだかんだと静かに支えてくれる存在。世の中の「兄」の皆様は、本当に頼りがいがありますよね。

忙しくて↑の家族の旅にも登場できなかった私の兄は元気かなあ、と懐かしくなりました。笑。


いろいろなことを思い出させていただいた今回のご案内。
改めてお客様に感謝です!ありがとうございました。




今日のお写真は、紅葉!
先週末に撮影した一枚です。





Tuesday 25 September 2012

世界に一人くらい。

皆様、モイ。
よしこです。


先日、洗剤が無くなったので買いに行きました。
いつも買うのはハカニエミ市場の石鹸屋さん。店先にはいつものオーナーさんが静かに座っていらっしゃいました。

特別常連というわけでもないので、一言二言言葉を交わしながらお支払い。
ところがスムーズにはいかなかったのですねえ。


オ 「5,90ユーロね。」

よ 「はい、じゃあカードで。」

オ 「ああ〜、ごめん。カードだめなの。」

よ 「ぬ!今日現金持ってたかなあ。。あった!・・。5ユーロしかないです。」

オ 「ありゃ。」

よ    しょぼーん。

オ 「じゃあ、5ユーロでいいよ。おまけ。」

よ 「!! ありがとう。涙。また来るよ〜。」


この人間味。なんだかほっとします。
おまけしてもらった分、洗剤もいつもより大切に使おうと思います。笑。

洗剤一つしか買わない私にこんなにおまけしちゃって、大丈夫かしら?
と要らぬ心配が湧いてしまうほど、おっとりとしたオーナー。


「この洗剤が好きなら、こっちの新商品もおすすめ。買って、買って〜!」

という石鹸屋さんも世の中には必要ですが、ハカニエミの石鹸屋さんのようなオーナーも石鹸界に一人くらい居てほしいなあと思うのです。




って。
実は、これ、自分で自分を励ましているのですけれどね。笑。

自分で自分をどんどんアピールする。

自分で事務所を立ててお仕事をするには最低限必要に思えるこの作業が、実はあまり得意でないことが今日分かりました。苦笑。


自分でも気づいていなかったので、発見です。
発見している場合ではないですが。。。

こういう私に背負われているオフィスウタノという事務所が少し心配になりました。笑。
でも、最終的に行き着いた結論は↑だったのですよね。

自分アピールが得意でない事務所代表も、世界に一人くらいは居て良いはずです。きっと。
そう信じることにして、自分の出来る事を心を込めて形にしていくことにしました。



石鹸屋さんのお話だったはずが、妙な宣言で終わってしまいましたね。苦笑。






Monday 24 September 2012

フィンランドデザインフェア Habitare 2012

皆様、モイ。
よしこです。

レポートに時差が出来てしまいましたが、先々週末に開催された家具デザインのフェアHabitare 2012について書きます。





9月12日はプロフェッショナル向けの開催、翌13日から日曜日16日までが一般向けの開催でした。
一般向けの開催はチケットを購入すると誰でも入ることができます。

今年は運良くチケットを譲っていただく機会があったので、日曜日にギリギリセーフで行ってきました。
もうすぐフェアが終わるという最終日にも関わらず、会場にはたくさんの人!デザインキャピタルとしてのこの1年の盛り上がりに支えられ、フィンランドのデザイン業界も波に乗っている印象を受けました。


家具デザインのフェアと一口に言っても内容は様々。
小物から家具そのもの、暖炉やサウナ設備などの家具を支える技術・・。
見応えは十分でした。

こちらは国産デザイン家具に焦点を絞ったコーナー。
Made in Finlandが誇らしげです。




会場にはレクチャースペースもありました。




カフェで休憩しながら、じっくり椅子に腰掛けてノートを取りながら、講演に聞き入っている人々の姿がありました。

フィンランドを象徴する真っすぐに伸びる松の木。大胆な会場デザインでしたが、意表を突かれるというよりも安心するような不思議な効果がありました。



数時間の滞在でも大変満足の内容だったのですが・・。
正直に言うとちょっと落胆した側面もありました。

会場でデザインを発している人々の顔は充実!お話を伺うのも楽しい!
なのに、「うわー!」という発見のあるデザインがほとんど見当たらなかったのです。

かわいい!
欲しい!
生活空間に置きたい!
こういうお部屋にしたい!

↑こんな直感と共に生きる意欲が湧くような、ググッと迫るデザインに出会うことができませんでした。


どうしてなのか、残念ながら言葉でうまく説明が見つかりません。
ただ感覚としてフィンランドのデザイン界全体が大きな転換を迫られているように思いました。


会場内で一番楽しかったaikamatka2012という展示。(タイムジャーニー2012といったところでしょうか。)フィンランドのインテリアデザイン史を1950年代から順番に、2000年代まで1スペースごとに振り返ったものでした。

"Modernismi"(モダニズム)の1950年代。
"Pop-taide"(ポップアート)の1960年代。
"Teollinen muotoilu"(インダストリアルデザイン)の1970年代。
"Postmodernismi"(ポストモダニズム)の1980年代。
"Teknologia ja ekologia"(テクノロジー&エコロジー)の1990年代。
"Retro ja kierrätys"(レトロ&リサイクル)の2000年代。


それぞれの空間には「うわ〜!」という新しさや、将来への期待感が詰まっていました。
特徴と工夫に満ちた家具の数々。ずっと眺めていたいくらいです。

興奮のまま展示スペースを抜けた目の前に広がる2012年のフィンランドデザインは、私の目にはよく見えませんでした。



複雑な気持ちで終わった今年のフェア。
生活者のひとりとして、来年の、10年後のフィンランドデザインはどんな風になっていくのか見守りたいと思います。




Friday 21 September 2012

TGIF

皆様、モイ!
よしこです。

バタバタしているうちに、金曜日の夜!
あわわー。



どうぞ良い週末をお過ごしください。

Thursday 20 September 2012

色々。

皆様、モイ。
よしこです。

秋がどんどん深まっていますよ、ヘルシンキ。
黄色やモスグリーン、深い赤から朱がかった紅、落ち着いた茶色・・。
私の好きな色が溢れる季節なので、通りを歩くのも気分が良いです。

今日は、最近目にとまった色をご紹介しましょうか。

お天気が良くなかった昨日の一枚。木の天辺だけ紅葉しています。
なんだか遠慮がちで良いですね。笑。



これはウチのアパートの中庭でパチリ。
黄色も赤も、なんだか贅沢な色合いです。



これまた中庭の栗の木をパチリ。
見えますか?薄いグリーンの栗のイガイガ。これから茶色に色づいていくのですね。
まだ痛くなさそうで可愛らしいです。



木ではないですが、今日オフィスに届いた感激の赤をパチリ。



こちらでご紹介した私のカード好きに共鳴してくださった方が、なんと旅先のコペンハーゲンからオフィスに送ってくださったカードなのです!郵便物を手にして「え〜!」と大声を出したのは初めてかもしれません。笑。嬉しい驚きに感激です。


今日は青空が綺麗な晴れです。
目標分のお仕事が形になったら、夕方に少し散歩をしようと思います。

Tuesday 18 September 2012

ニットグラフィック、みんながデザイナー。

皆様、モイ。
よしこです。

昨日ご紹介したお写真は、ヘルシンキでも中心の中心にあるヴァンハキルッコ公園(Vanha kirkkopuisto)、通称、ルット公園(Ruttopuisto)で撮影したものでした。

あまりよく写っていませんでしたが、この時の公園はすごーいことになっていたのですよ。
9月になってからフィンランドにお越しになった方は目にされた方も多いのではないでしょうか。

こんな、


こんな、


こーんな感じに、公園中の木がニットを着ていたのでした。




これはヘルシンキ市のユースセンター(青年期を対象に文化的活動を推進する部門です。)がワールドデザインキャピタル2012(WDC2012)の一環として進めているプロジェクト、Knit 'n' Tagの主催した屋外展示です。

毛糸を編むのが好きな人なら男女、年齢に関係なく参加できたこの展示。参加者は8月25日に公園に集まり、1つの参加枠につき1本の木に思い思いのデザインでニットグラフィックを施しました。展示は9月27日までです。

65組の参加申し込みのうち、実際に参加したのは63組。
色とりどりの毛糸が秋の公園を彩ります。平面だけでなくお花やボンボンもあったりして、眺めているだけでも楽しかったですよ。Knit 'n' Tagでは展示の他にもワークショップなどを行っているのだそうです。


8月25日の作業の様子などをまとめた動画がありましたので、是非眺めてみてください。



編み物はあまり得意ではありませんが、見ていると自分も参加したくなってきます。



ワールドデザインキャピタルとしてのヘルシンキの頑張り(?)、盛り上がりは日常の中でも随分目にしてきましたが、Knit 'n' Tagの活動はその中でも非常に純粋にデザインを楽しめる内容だなあと思います。

主催者も動画の中で触れていましたが「誰でも、自分の手で」というのは日常のデザインを考える時に忘れてはいけない視点だと改めて気づかされる展示でした。



木が着ていたセーターのように上手にできなくても、今年こそは自分のデザインで何か編みたい(というか、完成させたい、苦笑)です。笑。



Monday 17 September 2012

ヘルシンキより愛をこめて。

皆様、モイ。
よしこです。

日本は今日まで連休ですね。
お仕事やお勉強がお休みの方も多いのでしょうか。

こちらはいつも通りに新しい1週間が始まりました。
どんより曇り空に風が強かった朝。
なんだか月曜日にぴったりすぎるような気がして、外に出た瞬間に笑ってしまいました。


今日は皆様に是非見ていただきたい画像があるのです。
じゃじゃーん!と掲載したいところですが、ヘルシンギンサノマット紙(Helsingin Sanomat:フィンランド最大手の新聞社)の電子版に掲載されたものなので下記のリンクを辿ってご覧ください。

TERVEISIÄ TÄÄLTÄ HELSINGISTÄ (HS.fi)

私なら「ここヘルシンキより愛をこめて」という訳にしますかね。(terveisiäはそのままだと「greetings」、「ご挨拶/こんにちは」という訳になりますが・・。)

13枚掲載された画像は全てヘルシンキの風景を写した絵はがき/写真はがき。
写真上でカーソルを左右に滑らせると、オリジナルのはがきに描かれた風景を現代の同じアングルから写したお写真に切り替わります。しかけ絵本を眺めているようで、なんとも楽しい!何度も何度も繰り返して眺めてしまいました。笑。




訳も含めて、補足部分の情報を書いておきますね。

1.国立博物館の塔よりトーロ湾を見下ろした風景。1913年に投函されたはがき。

建築家アルヴァ・アールトのフィンランディアホールが出来る前の風景!貴重です。
現代版のお写真には、最近話題沸騰の高級アパートメント建設の様子も写っています。


2.マーケット広場の港風景。カタヤノッカ地区を眺める構図です。1910年に投函されたはがき。

これまた建築家アルヴァ・アールトが手がけたストラ・エンソ(Stora Enso)本社ビルが出来る前の貴重な風景です。う〜ん、本社ビルが無い方が良いような気もしてきますね。どうでしょう。


3.ストックマンデパートの南側に建つスウェーデン語劇場の絵はがき。1938年に投函されたものです。

はがきには建築家アルヴァ・アールトが手がけた鉄鋼業者組合会館がありませんね。ここだけ随分雰囲気が違う気がします。


4.マーケット広場の港を正面から写した風景。左にちらっと見えているのがオールドマーケットホールです。1908年に投函されたはがき。


5.ハカニエミ市場に向かう短い橋の南側から撮影したトーロ湾対岸の風景。1904年に投函されたはがきです。文字がびっしりですね。笑。

対岸は現在ハカニエミ地区として市場、ホテルなど整備されていますが、当時は島があった状態。はがきでは島に見えますね、確かに。


6.ハカニエミ市場の西側、レストランやホテルなどで知られるパーシトルニからの眺め。1926年に投函されました。

70-80年代に開発された居住地区メリハカが、古い写真には無いですね。当たり前なのに、あまりに何も無さ過ぎてびっくりしてしまいます。笑。


7.静かな住宅街として知られるカタヤノッカ地区をウスペンスキー寺院を背にする形で写したもの。1910年に投函された絵はがきです。

増えた緑以外、違いがあまり見当たりません。
この地区が大切にされていて、土地も高い理由がよーく分かる気がします。


8.カタヤノッカにも劣らない高級住宅街クルーヌンハカ地区の東側、眺めの良い海岸沿いのアパートメントです。1903年に投函されたはがき。

停泊している船の中に当時とあまり変わらない様子のものがありますね。年代ものなんでしょうか。。。


9.プナヴオリ地区の消防署にある塔から北東方向、カタヤノッカ地区を眺めた風景です。投函年代は不明。


10.ケラヴァ川での一枚。1910年に投函された一枚。


11.ヘルシンキとストックホルムを結ぶ大型客船、シリヤラインのターミナルエリアを写した風景。1931年に投函されたはがきです。

ターミナルの奥に見える島のレストラン、Klippan。大好きなレストランです。こんなに昔から同じ形で建っていたのですねえ。驚きです。


12.カイヴォ公園から南を眺めた風景。1929年に投函されたはがきです。


13.中央駅にもほど近い、国立劇場の北側にあるカイサニエミ公園です。未投函のはがきで、製造年代も記載なしの一枚です。

今も綺麗ですが、昔の方が整備されすぎていない感じがして素敵ですね。




と、こんな感じです。

昔のヘルシンキも素敵ですねえ。
この時代にこの場所に生きていたらどんなだったかなあ、と想像も膨らみます。笑。




最後に最新(?)のヘルシンキのお写真を。
プナヴオリ地区、ブレヴァルディ通りに面するヴァンハキルッコ公園で昨日撮影したものです。




昨日は日差しもあって暖かい日曜日でした。


Friday 14 September 2012

レシピ:ポルチーニレモンリゾット

皆様、モイ。
よしこです。

今がちょうどシーズンピークのきのこ、ポルチーニを使ったレシピをご紹介しますね。
ポルチーニはフィンランド語でHerkkutatti(へルックタッティ)と呼ばれています。今の時期は森に分け入ると見つかることがあります。


材料(完成量4人分):
ポルチーニ           400g
玉ねぎ             1個
オリーブ油           大さじ2
リゾット米           3デシリットル
レモンの皮(すりおろしたもの) 小さじ1
タイム             小さじ1
塩、こしょう          それぞれ小さじ1/2
野菜スープストック       7デシリットル
レモン汁            大さじ2
はちみつ            小さじ2
パルメザンチーズ        2デシリットル




作り方:
1)ポルチーニを乾燥から戻し、一口大に切る。玉ねぎをみじん切りにする。
2)油なしでフライパンを温め、余計な水分が抜けるまでポルチーニを炒める。
3)ポルチーニが程よい茶色になったら油、玉ねぎ、米を加えて中火で5分程炒める。
4)米が透き通ってきたらレモンの皮、タイム、塩こしょうで味付けする。
5)スープストックを数回に分けて加え、混ぜながら20分程炊く。
6)炊きあがったところでレモン汁、はちみつ、すり下ろしたチーズの半量を加えて軽く混ぜる。
7)味を整えてからお皿に盛りつけ、チーズの半量をふりかけて完成。







今回は乾燥ポルチーニを戻したスープに水とストックの素を加えてスープストックを作りました。
かなりしっかりとしたきのこの味が出て成功でしたよ。

このレシピは雑誌MAKUの2011年3月号に載っていたもの。オリジナルレシピでは生のポルチーニを使っていました。



ポルチーニほどの香りは出ないかもしれませんが、他のきのこで代用するバージョンも試してみたいと思います。秋はおいしいものが多いですからねえ。次は何を作りましょうかね。楽しみです。


皆様、充実した週末をお過ごしください。


Thursday 13 September 2012

え?

皆様、モイ。
よしこです。


気づけば木曜日ももう終わり!
「え?」ですよ。感覚としては。「え?もう?」
非常に焦ります。苦笑。


嬉しい事に、今週は色々な出会いが続きました。
久しぶりの出会い、待ちに待った人との出会い、予期せぬ出会い。

どれもとても幸せな出会いです。
なんというか、エネルギーを運んできてくれたような気がします。スパーク!です。笑。


このエネルギーを無駄にしないためにも、明日もきっちり頑張りたいところです。
よしっ。


今日のお写真は今週の移動中に撮影したものを。


↓晴れた平日の夕方にレストランの窓際で。あまり人が居ないですね。。。



↓曇りの平日。お昼過ぎに元老院広場の近くで。ヘルシンキの秋!という感じの気候です。笑。




明日はどんなお天気でしょうねえ。




Wednesday 12 September 2012

パッケージデザイン2。

皆様、モイ。
よしこです。

先日はムーミンのキャンディパッケージをご紹介しましたが、今日も最近感動したパッケージについて書きます。

いただきものでウチにやってきた和菓子。
麻布かりんとの白樺かりんとでした。(白樺の枝のようなかりんとう!これまで見た事もないような斬新なかりんとうでした。)
中味は夢中になって食べてしまい、写真撮影を忘れました。苦笑。

商品の味や斬新なアイデアに、感動。
次に唸ったのがパッケージでした。


裏。



表。




このしましま!
秀逸です。
色合いにも、縞模様の線のバランスにも、うっとりしてしまいました。


そして、このしましま。
なんとなくですが、フィンランドの生活の中にも難なく馴染みそうな感じがします。
例えばマリメッコ(Marimekko)のお店に並んでいても納得、というような。。。


フィンランド、日本には共通することが色々とあるように感じますが、このパッケージにもそんな魅力を感じたのでした。


Tuesday 11 September 2012

嬉しい再会。

皆様、モイ。
よしこです。


最近、立て続けに嬉しい再会がありました。
再会のお相手は、以前勤務していたマイスオミ株式会社での同僚、サミ&ヘンナ。

それぞれ全く別の日時に出会ったのですが、なんと場所は同じ。
不思議なことがあるものですね。


半年以上会っていなかったので、驚きの後に心を満たしたのは温かい懐かしさ。
二人とも変わっていないのに、随分変わったような・・。

マイスオミを離れ、それぞれ別の道で頑張っている二人。
充実した表情からは、壁を乗り越えていっている強さが感じられました。


う〜ん。嬉しいです。元気そうな姿が、ただひたすら嬉しいです。
実は、再会現場でも嬉しくてなかなか別れ難かったです。笑。


「またみんなで集まろうね。」という言葉を締めくくりに、渋々その場を離れました。
どんなテーマの会にしようか、今から楽しみです。



こういう出会いに恵まれた私は幸せです。
周りの人たちに感謝の気持ちを新たにした再会でした。



今日のお写真は、前回みんなで集まった時のものを。
キャンドルの季節でしたね〜。。。



今度の集まりではどんな写真が撮れるでしょう。




Friday 7 September 2012

花火と、良寛。

皆様、モイ。
よしこです。

昨日は毎年恒例の花火大会がヘルシンキで開催されました。
5団体が出場して、大会会場はとても盛り上がったようです。


開始の21時には、花火の音が街中にこだまし始めました。
花火と一緒に披露される音楽は遠くまでは届きませんが、このこだまだけでも雰囲気は十分。
「お、始まった。」と、見に行っていない私までなぜかワクワクしてしまいました。笑。


暗くならないフィンランドの夏の夜。
花火が綺麗に見えるのは、暗さが戻る秋からなのですね。(ちなみにもう一つの花火シーズンは大晦日の夜です。)


こだまだけを聞いて満足するはずだったのですが、だんだん居ても立ってもいられない気持ちになってしまいました。21時半頃、ついに家を出て近所の丘へ。


建物があってあまり見えませんでしたが、たまーに顔を出す立派な花火に大興奮でした。






一通りワーワー言った後に気づいたのは、寒さ。
長袖カットソーにコットンセーターを重ね、デニムにしっかり靴下+靴。
さらにハーフ丈のコットンジャケットを着ていたのですが、寒い!

最終的に寒さで耳が痛くなり、泣く泣く家に戻りました。


季節はもうしっかりと秋なんだなあと、身にしみました。




↑のことをぼんやり思い出していた今朝。ツイッター上で素敵なツイートに目が留りました。
楽分斎、飄々子、黙、長舌堂さん(@ijiad)が秋の季節を良寛の歌で紹介されています。


昨夜のひんやりした芝生と、暗く冷たくなった空に広がる大輪の花。
私も真似して、あの瞬間に似合う良寛の歌を選んでみました。


秋の野の尾花にまじる女郎花 月の光にうつしても見ん



皆様、充実した週末をお過ごしください。




Thursday 6 September 2012

バスの時間。

皆様、モイ。
よしこです。

今日は珍しくバスで遠出してきました。
お客様のご案内ではなく、一人で移動です。

ヘルシンキ市内中心の移動であればトラム、メトロ、徒歩。たまにバス。いずれも短時間で済みます。
逆に少し離れた街(タンペレやトゥルクなど)までの移動となれば、長距離電車でゆったり仕事をしながら移動できます。


このどちらにも属さないエリアが、まさに今日の目的地。
この距離だと列車かバスになるのですけれどね。今日はバスでした。


トラムや列車だと何も感じないのですが、バスでは細かい文字を眺めるだけで酔ってしまいます。
ということで、半ば強制的にコンピューター、電話類はバッグにしまうことに。。。

することがないので、窓の外を眺めて音楽を聴いていました。
最初はなんだか手持ち無沙汰で「時間がもったいないなあ。」なんて思ってしまいましたが、バスを降りる頃にはなんとなくすっきりした気分になっていました。結果的にとても良い時間になったと思います。

無意識ですが、日頃気になっていることをゆっくり確認したり考えたりという作業を頭の中でしていたようです。
こういう時間って自分から作り出すのがなかなか難しいですが、意外に大切ですね。

バス移動ではない日にも、今日の発見を応用してみようと思います。



通勤や通学をされている方にはそれぞれ移動時間の過ごし方にもスタイルがあると思います。
このスタイルを一日だけ崩す。これだけで何か新しいものが見えてくるかもしれません。



今日のお写真は、ここのところたくさん見かけるピフラヤ(pihlaja)の実を。
ナナカマドの仲間ですね。




明日も良い日になりますように。

Tuesday 4 September 2012

パッケージデザイン。

皆様、モイ。
よしこです。


こちらに書いた通り、昨日はぐずついた雨降りの一日。

そんな日に限って、友人に頼んでいた荷物の伝票が届いていました。
受取に署名が必要な郵便だったので、雨が止んだ隙に郵便局に急ぎました。

郵便っていつどんな時に受け取っても(たとえ自分が注文したお買い物でも、苦笑)、受け取る時はわくわくするものです。それなのに雨だからと言って「なんでこんな日に・・」と思ってしまった自分に悲しくなりながら、荷物をかついで無事帰宅。

(そもそも、雨が嫌なら別の日でも良かったんですけれどね。心が狭くなっている時は物事の見える範囲も狭まっているのかもしれません。。。苦笑。)


大きい荷物だったのですよ、これが。
時間をかけてガサガサ中味を開けている時に、思いがけずポロッと出て来たのがこのプチギフト。




マッチ箱よりも少し大きいくらいのお菓子の箱が二つ。中味はグミキャンディです。
パッケージには、ちびのミィ(Pikku Myy:ピックミュー)と、フローレン(Niiskuneiti:ニースクネイティ)。

フローレンのパッケージ、見えますか?
雨の中を急ぎ足で歩いています。「まるで今日の自分のよう・・。」と、笑ってしまいました。

まさか受取の日のお天気を予測したわけではないでしょうが、友人の心遣いで一気に心が軽くなりました。感謝です。


ちなみに、パッケージ上部もかわいい絵が描いてありましたよ。




なんだかもったいなくて、まだ箱を開けられずにいます。笑。


Monday 3 September 2012

雨の季節。

皆様、モイ。
よしこです。

Syyskuu。フィンランド語で9月。
syysは秋、kuuは月の意味です。シュースクーに近い音で発音します。

辞書的には秋は「syksy(シュクシュ)」と言いますが、「syys」は古い言い方なのです。
ちょっと詩的なニュアンスも含まれます。音も柔らかいからでしょうかね。


フィンランドの秋はしとしとと静かに降る雨が多いのです。
今日も雨が降ったり止んだりのお天気。Syyskuuの滑り出しは、これ以上ないほど順調ですね。

でも、たまには青空のsyysも楽しみたいなあ、と勝手なことも思ってしまいます。笑。



昨日お散歩で撮影した外の様子です。





夏に比べると、空の光が弱くなっているのが分かります。
街はまるで影絵のようです。


夏を恋しがるのはもうすっぱりやめて、これからはじっくり前向きに秋を楽しみたいところです。
世の中にも日々の生活にも毎日色々と起こりますが、意地でも笑って過ごします。

実り多い季節になりますように。