Thursday 28 March 2013

休暇前にすべきことは、ただ一つ。

皆様、モイ。
よしこです。

今日は用事で朝からバタバタでしたが、街はすでに休暇準備の人達で賑わっていました。


何の休暇かといいますと、コレですね。



明日金曜日から来週月曜日までが、パーシアイネン(Pääsiäinen=イースター、復活祭)の休暇になります。


本来はキリスト教の行事であるパーシアイネンですが、実際の感覚ではお食事やインテリアデコレーションなど文化的な意味合いも含めて「春の訪れを祝う」という雰囲気が強いです。


「休暇準備」というのは、もちろん買い出し。
29日、31日、4月1日はほぼ全てのお店、カフェ、レストランがお休みになります。
30日は通常の土曜日営業にするところもチラホラありますが、やっぱりほとんどお休みです。

親戚の家に集まる機会も多い休暇ですから、それこそ迎える方はおもてなしのお料理分も考えて準備が大変ですよね。


オフィスウタノもガイド等のご案内、お問い合わせへのお返事は4月1日月曜日までお休みをいただきます。2日火曜日より営業を再開させていただきます。


毎年イースターを一緒にお祝いしている友人家族が、今年は旅行中。
賑やかなお祝いは一回休みということにして、今年は静かにお休みを過ごそうと思います。


その前に、私も買い出しをしておかなければいけませんね。
ワインをたっぷり買ってきます。(←静かに=酔っぱらい?苦笑。)



皆様、良い週末をお過ごしください。
Hyvää pääsiäistä!! (=良いイースターをお過ごしください。)


Wednesday 27 March 2013

実際は、体育3。

皆様、モイ。
よしこです。

先日、お客様とお目にかかった直後にこんなお言葉をいただきました。

「想像していたよりもずっと背が高いのですね、よしこさん。」


また別の日には、長いお付き合いになるお仕事でのパートナーさんにこう言われました。

「足、速そうですよね。よしこさんって。」


地球ラジオに出演させていただいた直後には、こんなメールやコメントをいただいたこともありました。

「思ったより声が低くて驚きました。」



こうしたお言葉をいただくと、一瞬「えっ!」ってなるのですけれどね。
驚くと同時に面白い気持ちにもなります。


私、日本では全部Lサイズ、というくらい大きいのですよ。
体育はいつも中の下。良い成績を取ったことがありません。
声が低いのは昔からです。子供の頃から実年齢より少し上に思われるのはこの声のためかもしれません。(単に老けているのかもしれません。苦笑。)


自分が知っている自分と、人の目に映る自分っていうのは時にものすごーく乖離することがあるのですね。

「足が速そうな私」なんて、とっても素敵。
あの時、ついつい本当のことをお知らせしてしまったことを少し後悔しています。笑。



今日、尊敬している年上の知人に言われました。
「よしこさんの感じは、今のままで。自分のやり方で進めば良いんだよ。」

この方の目に私がどう映っているのかを想像しながらこの言葉を噛み締めると、やっぱり嬉しい気持ちがしました。


アスティアリーサの日本語接客デイだった今日。
お客様が途切れた合間に、Facebookに載せる季節のお写真を担当させていただきました。ティーナのokが出れば(!)今週中に掲載してもらえるはずです。
ドキドキ。。。


今日のお写真は、先日訪れたトゥルクの川沿いで撮影したものを。



泊まりがけだったので、朝食前にホテルからお散歩に行ったのですよね。
冷たい空気と青空が気持ち良くて、清々しかったことを思い出します。



Tuesday 26 March 2013

ヘルシンキの桜。

皆様、モイ。
よしこです。

最近、飛び交っていますね。
桜のメッセージ。

先日は母から、桜の写真とメッセージが届きました。
お客様からも立派な桜のお写真やお手紙を数々いただきました。

FacebookやTwitterでも、「桜、咲いたよー。」「お花見しているよ。」があちこちに…。


「桜を見ると、日本人で良かったと思う」とはよく聞く台詞です。私自身も送っていただいたお写真やTwitterなどのお写真を眺めて本当にそう思います。


でも、ですね。
せっかくなので声を大にして言いますが、私から見ると桜以上に「日本人で良かったなあ」と思う要素がありますよ。こうしたやり取りの中には。

どんな要素かというと、「桜が咲いたことを知らせたい」「美しさを共有したい」と思う皆様の気持ちですよ。国のあちらこちらで、ある特定のお花をたくさんの人達が愛で、その美しさを讃えて共有するってよく考えたらものすごく特別なことです。


美しい桜も、それを共有しているたくさんの人達の存在も、感じれば感じるほどに「日本人で良かったなあ」ですね。本当に。


桜メッセージの御礼にヘルシンキの桜を!と意気込む気持ちはありますが、残念ながらヘルシンキの桜は毎年5月くらいにならないと咲きません。


2008年に撮影したものですが、アルバムから引っ張り出してきました。笑。

街中にポツンとこんなに素敵な桜があるのですよ。




場所は、オペラ(Ooppera)の交差点のそばです。




道路脇なのでお花見は立って短時間しかできませんが、苦笑、今年も開花を楽しみにしています。








Monday 25 March 2013

お別れまでしっかりと。

皆様、モイ。
よしこです。

これ、先々週に撮影した光です。




で、これは今日撮影した光。




たった1週間ちょっとですが、光がどんどん強くなっているのを感じます。
今日なんてサングラスなしでは目を開けているのも辛かったですし。

雪解けも快調に進んでいるようで、軒先は雨のような有様。


↑水の粒、見えますか?


どんどん、どんどん春が近づいてきているのですねえ。


昨日の日曜日に、蚤の市ツアーにご案内させていただいたお客様は一人旅でフィンランドに4回目。この季節にいらしたのは初めてとのことでしたので、感想などうかがったところ・・。


「夏も良いけれど、雪で真っ白なこの時期のヘルシンキも好きですよ。」


まだ続く寒さに申し訳ない気持ちで一杯でしたが、このお言葉を聞いてほっとした私。この美しい雪景色とももうお別れが近いようですし、見納めまでしっかりと堪能したくなりました。





Wednesday 20 March 2013

久しぶり×2。

皆様、モイ。
よしこです。

今日は夏以来に会う友人とランチをしてきました。
朝からバタバタしていたので、本当の意味で心待ちにしていた癒しの時間。

幸せそうな友人の姿に、いつもと変わらぬ励ましの言葉に、背筋が真っすぐに伸びた気がします。


夕方には、思いがけず久しぶりの方とのお電話も。
こういうのって、何かに導かれているように感じてしまいますね。

変わらず元気そうな声に安心しました。



毎日飛ぶように時間が過ぎてしまいますが、今日も大切な一日。
充実した気分で終えられる事に、支えてくださる方々に、感謝です。


明日も良い日になりますように。



今日のお写真は、本文と関係ないのですが・・。
先日の朝ご飯です。



これも、私の元気の源ですからねえ。
明日の朝は何を食べようかなあ。

Tuesday 19 March 2013

水餃子の夜。

皆様、モイ。
よしこです。

今日は振り返りブログにしましょう。
先月末にトラベル講座でお世話になったマルカさんのことを書きます。

マルカさんで1日目の講座をさせていただいた夜、マルカのみなさんにお食事に連れていっていただきました。水餃子を食べに路地裏のレストランへ・・。なんだか良いじゃないですか、ローカルな神戸!水餃子、食べたことが無かったので、珍しくてウハウハ!日本酒も頼んでいただいてもっとウハウハ!笑。

って、お写真はないのですけれどね。すみません。
はしゃぎすぎて忘れました。。。

いろいろ、お話しましたよ。
「北欧」について、「雑貨」について、好きなデザイナーについて。
そしてもちろんマルカさんについて。


私が日本の雑貨屋さんに憧れるのは、お店それぞれにオーナーやスタッフさん達の気持ちやセンスが感じられるからです。私が帰国の度に行きたいと思うお店には、「似たショップ」というのは基本的に無いです。皆違う。皆オーナーが違うからです。

「○○屋さん」という機能で分けられたお店が多いヘルシンキでは、こうしたお店に出会う楽しみは日本に比べると少ないのが現状です。「今度はどんなものがあるのだろう?」とワクワクしながらいつでも通いたくなるお店、これが日本の雑貨屋さんの魅力です。私の中での。


そういう意味で、マルカのスタッフさん全員(豪華!)とテーブルを囲ませていただいたのはものすごーく面白かったですよ。

「ああ、この人達があのお店を作っているのね。」

と、確認する作業といいますか。マルカさんフレーバーの10倍濃縮を味わう作業といいますか。。笑。幸せな時間でした。




正直なことを言うと、なんだか懐かしい気持ちもしたのですよね。
少人数で旅を作る会社に在籍していたので、当時の雰囲気を思い出して少し寂しくなりました。今は一人ですから。

一人一人のカラーがビックリするほど濃くて、そのカラーを上手に組み合わせるオーナーが居て・・。チームの存在が仕事に彩りを与えるという事実を、当時の思い出と共に目の前に突きつけられた気がしました。





しかし、ですね。
オーナーというのはなんとも素敵なお仕事ですね。
マルカの方がこの記事をうっかりご覧になっていると大変なので詳細は書きませんが、笑、オーナーからチームへの秘めた思いを少しだけ聞いてしまったのですよ、私は。それこそスタッフの皆さんとお別れした後に、です。

痺れました・・。
どんな集団においても、代表というのは基本的に孤独なものだと思います。孤独だからこそ見える世界もあって、これは代表以外には見えない。

そこを全部引き受けて、背負ってこその秘めた気持ち。
う〜ん。素敵!

(若干意味不明ですが、想像で補ってください。苦笑。)



オフィスウタノが複数メンバーのチームになる日はなかなかやって来ないと思います。必然的に、私が代表として孤独を背負う日はいつ来るか分かりません。来ないかもしれません。

でも、あんな孤独。もちろん大変だろうけれど、味わってみたい気もします。
そして、何よりも・・。社内外問わず、カラーの濃い前向きな人達と楽しいことをたくさん形にしていきたいなあと道筋を照らしていただいた夜になりました。




ああ、水餃子。
もう一回食べたいです。あのメンバーで。



今日のお写真は、神戸のお土産にマルカのタムラさんにいただいパンを。



神戸から実家に戻った翌朝、母と共に有難くモシャモシャいただきました。
美味しすぎる!神戸!





Monday 18 March 2013

指輪が証拠。

皆様、モイ。
よしこです。

ご無沙汰してしまいましたね。
こうしてブログを書くことができる時間がまた戻ってきて、ほっとしています。


先週からご案内をさせていただいていたお客様が今日ご出発になりました。
直接のお見送りはしていませんが、なんだか一日中ソワソワ。。。

「今頃最後のお散歩かしら。」
「もう空港に着いたかしら。」
「飛行機に乗ったかしら。」

機内でゆっくりお休みになっている姿を想像して、やっと安心しています。笑。


お客様がいらっしゃった頃から晴れ続きだったヘルシンキ。
今日の夕方から雪が降り始めました。お客様が帰ってしまったからでしょうかね。




半日ご一緒させていただくお客様でも、1週間ご一緒させていただくお客様でも、お見送りする時の寂しさには慣れることがありません。

楽しい時間は夢のようだったなあ、と暗い外を眺めながらしんみりしていた先ほど・・。「!」と思い出した私。

お客様をご案内させていただいた先で出会ったある方から、「記念に・・。」と指輪をいただいたのでした。

こういうの、大好きなのですよ。「良いの〜?」と大興奮で一つ選んでポケットへ入れた記憶が。。

ということで、先ほどポケットをゴソゴソしたら出て来ましたよ。あの時の指輪。



楽しかった時間は確かにあったのだと、なんだか勇気づけられました。
お客様が、また元気にヘルシンキに戻っていらっしゃる日を楽しみにお待ちすることにします。





Wednesday 13 March 2013

「ある方」に密着。

皆様、モイ。
よしこです。

昨日は地方の町まで取材に行って来ました。
今回はフィンランドの学校教育を、ある方への1日密着で紐解く・・という内容。密着取材は初めての経験でしたが、インタビューや参与観察とも違う不思議な時間でした。

夜に「ある方」とお別れする時には、なんだか寂しくなる始末。。。苦笑。
協力いただいたご好意をベストな形で活かせるように頑張ります。




今日のランチは、昨日の影響で給食風になりました。
(昨日の取材で美味しい学校給食をいただいたのです。)



ケチャップって、こんなに美味しかったですかね。
再発見です。笑。



きっと春らしくなっている日本にお届けするには寒々しいかもしれませんが、昨日の移動中に撮影した風景を最後に。




吹雪く時間帯もありましたが、なんとも美しい景色でした。
春を待つ空気を味わえるのも今だけですからね。



Monday 11 March 2013

孤独から救ってくれたのは。

皆様、モイ。
よしこです。

今日は取材の1日。
フォトグラファーと一緒に、あっちをウロウロ、こっちをウロウロでした。

「ウロウロ」の一部で図書館を訪れたのですけれどね。
普段自分が本を借りたり、雑誌を読んだりしている空間のはずなのに、館長さんとお話をしているとなんだか新たな視点をいただいたような気がしましたよ。


じっくり考えてみると、図書館は私がフィンランドに来てからの生活に常に存在していました。

フィンランド語がままならない頃も、図書館には受け入れてもらえたといいますか・・。

学生の身分で本もポンポン買えるわけではなかったですが、図書館は読み放題ですからね。英語の本もたくさんあって、孤独から随分救われていたんだなあと思い返してしまいました。

そういえば、編み物の本を借りて編み物をしていましたね。最初の秋は。


無料で本が読み放題って、よく考えたらすごいことですよね。
加えてあの居心地の良さ。図書館には足を向けて寝られませんね。笑。


↓そんなことをぼんやり思って撮った図書館の天井です。パチリ。




取材って、自分の外にも内にも発見があって本当に楽しいです。
これはやめられませんなあ。ひひひ。


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今日の取材が形になるのはちょっと先になりそうです。
無事形になりましたら、是非ご紹介させてくださいね。


Friday 8 March 2013

女性の力を、もっと世界に。

皆様、モイ。
ヨシコです。

今日、3月8日は国際女性デー。
Naistenpäivä(ナイステンパイヴァ)です。


「Hyvää naistenpäivää!(女性デー、おめでとう。)」

というフレーズもたくさん聞こえましたし、バラのお花を持った女性にもたくさん出会いましたよ。(職場などで一輪のバラを贈るところもあるのですね。)


女性であることを意識することは普段ほとんどありませんが、こういうのは嬉しいですね。自分が女性ということよりも、目標にしたいと思える自立した女性が周りにたくさん居ることに改めて意識が向きます。

世界中のエネルギッシュな女性に、感謝の1日です。




今日はエネルギッシュな女性のお写真を載せましょうか。笑。
アスティアリーサで今日のために撮影したカットです。

ベストショットはアスティアリーサのフェイスブックに載せてあるのですが、残念ながら選考漏れになったオフショットがこちら。



なぜか「イメージはシヴァ神よ!」という指令が出た上に、「ヨシコは困惑顔で!」とかなり難しいリクエスト。手を下に上に、困惑顔づくりに、と大忙しでした。笑。


撮影してくれたのはシモ(Simo)。アスティアリーサで数少ない男性スタッフです。

「シモ!ちゃんと指示してよ。手は見えてる?顔は?」
「シモ!縦も撮って!」
「シモ!どう?」
「シモ!」

・・・。
女性が元気に活躍できる環境には優しい男性が不可欠なのかなあと、こっそり実感した撮影でした。笑。



皆様、良い週末をお過ごしください。



Thursday 7 March 2013

自分の顔。

皆様、モイ。
よしこです。

今日はですね。
とある場所に掲載していただくために、プロフィール写真の撮影をしました。

じゃじゃ〜ん。

・・。


って、載せませんけどね。笑。
無事に掲載ということになった暁にはまたご紹介できればと思います。


姿勢や顔の向き、表情もフォトグラファーに言われるがままで撮ったわけですが、なんだか自分がどんな姿勢でどんな表情をしているのかだんだん分からなくなってしまいました。

慣れないです。苦笑。


しかし、出来上がったお写真を眺めていると自分がどういう顔をしているのか改めてよく分かりますね。ひとまず目がギラギラしすぎです、今の私は。笑。「ちょっと落ち着いて。」と自分に声をかける良い機会をいただいたのかもしれません。


自分の顔をじっくり見る。
あんまり普段しないことですけれど、面白いですね。


今日は、昨日撮影したお写真の中でお気に入りをパチリ。



アスティアリーサの食器棚に紛れていたスナフキン(フィンランド語ではヌースカムイックネン、Nuuskamuikkunen)です。


Wednesday 6 March 2013

「かわいいお名前ですね。」

皆様、モイ。
よしこです。

今日の午前中はミーティングも兼ねてアスティアリーサへ。
お客様とお話させていただくタイミングがあり、お名刺を差し出したらば、なんと。

「かわいいお名前ですね。」

!!
褒めていただきました。UTANOの名を。

「ご先祖の皆様、褒められましたよ。」と心の中で報告してしまいましたよ。
かわいいとおっしゃっていただくのは初めてのことでしたが、とても嬉しかったです。
お話させていただきましたお客様、貴重なお時間をありがとうございました。



ここから真面目になるのですけれどね。
ウタノの名前にも遠からず関係ある出来事があったので、書く事にします。

私が毎週お手伝いをさせていただいているアスティアリーサの店名の由来、皆様はご存知でしょうか。

Astialiisa(アスティアリーサ)。Astia(アスティア)は食器の意味、liisa(リーサ)は女性の名前です。

オーナーはティーナ(Tiina)。
お客さんとしてお店に通っていた頃から、なんとなく不思議に思っていました。
「なんでアスティアティーナじゃないのかしら?」と。

お店をお手伝いさせていただくようになってからは、「オーナーのリーサは?」とお声がけいただくお客様に「オーナーはティーナです。」と訂正するのが私の役目になりました。

謎の店名。
この女性名は、ティーナのお母様から頂戴したものなのだそうです。

2006年にティーナがお店を始めた頃、お母様には病の兆候が見られ始めたそうです。お母様の名前を冠したお店を一人で始めたティーナは、他人には分からない気持ちを込めてスタートの一歩を踏み出したのだと思います。

このお話を聞いた時、お仕事中にも関わらず私は泣いてしまいました。


他人が思うことですから、独りよがりは否めないのですけれどね。
なんだか、ティーナの思いの強さが分かるような気がしたのですよ。

私自身、オフィスウタノを始めるにあたって社名を登録する際に家族の名前を使わせてもらいました。(ウタノ、は私の名字です。)

血筋や跡取りというような名家でもなんでもないですが、私にとっては大切な家族。自分自身がこうして生きていられることを思うと、ご先祖様全員に感謝の気持ちが湧きます。

いつの日か、この名前を名乗る人が一人残らずこの世から姿を消すかもしれません。
私自身も、違う名を名乗る日が来るのか、もしくはいつこの世界から姿を消すのか、先の事は分かりません。

分からないながらも、社名にこの名前を使うことでこの世のどこかに爪痕を残す事ができるような気がしたのですよね。私が居なくなっても、政府登録された社名は消えませんので。


「大義を以て」ということでもありませんが、こうして決めた社名を背負えることに幸せを感じているのは事実です。


そんなこんなで、私の勝手な気持ちとティーナの気持ちが重なるようで、涙が出たのですよね。あの日以来、お店に飾ってあるお母様のお写真に心の中で語りかけることも増えました。



先週、ティーナのお母様は天に召されたそうです。
とても悲しいお知らせでしたが、病から解放されたお母様の存在を近くに感じると心安らぐような気もします。

「アスティアリーサは、今日も変わらずヘルシンキの街角にありますよ。」と最後にお母様に心の中でお声がけしました。



今日のお写真は、一気に春めいた光をパチリ。



雪解けが進みながらも街はまだ白いです。
眩しくて、午後には目が開けられないほどでしたよ。





Tuesday 5 March 2013

神戸マルカさんでのトラベル講座、2日目のこと。

皆様、モイ。
よしこです。

今日は振り返りブログ。

2月22日に神戸マルカさんでトラベル講座「おいしいフィンランドへようこそ」を2回実施させていただいたのはここに書きましたね。

その翌日、23日のお話です。

朝から憧れの(?)星乃珈琲でモーニング。
食べてみたかったふわふわのパンケーキで、ミーティング中だというのに頭がお花畑でした。(スミマセン。お話は真剣でしたので。笑。)



お昼前から引き続きマルカさんでのトラベル講座、この日はなんと3回も講座をさせていただきました。


いらしてくださった皆様。
大切な時間とお金を使って、お話を聞きに来てくださって本当にありがとうございました。当たり前のことですが、自分に置き換えると更に有難さが身にしみます。この重み、これまで感じたことのない気持ちでしたよ。


懐かしいお顔に、驚愕の出会い(←これまで文字で存じ上げていた方と初対面だったのです。作家さんのファンが作家さんに会ったときのような気持ちです。笑。)、嬉しいお土産・・。

講座の合間にも嵐のように楽しい時間が過ぎて、あっという間に講座は終了しました。
オフィスウタノからのフィンランド土産、皆様喜んでくださったでしょうか。(←実はまだ少し気にしています。喜んでいただけたか不安で。。。苦笑。)

東京のマトカトリさんと神戸のマルカさん、今回のトラベル講座「おいしいフィンランドへようこそ」はこれにて終了。


「自分の旅」を自由に計画して、フィンランドにいらしていただきたいと数年来心に温めていた気持ちが初めて形になった今回の機会。気持ちの10分の1も込められていないような気もしますし、お話したいことは全て詰め込んだような気もします。

今回のお話が背中を押して・・なんてところまで都合良くは考えていませんが、これから少しずつでも、「〇〇をしたいから、フィンランドに行こうかな」とフットワーク軽く思ってくださる方が増えるように力を尽くしていきたいと思います。

オフィスウタノのお客様が増えることももちろん大切ですが、フィンランドにお越しくださる方が増える方が大切。

どんな形でも良いですから、お越しください。フィンランドへ。


最後の講座が終了した後に駆け込んだ神戸空港で飛行機を待ちながら、↑のようなことをぼんやり考えていたのでした。



この日はですね。
これまた「離陸前の安全確認を・・」で撃沈し、羽田に着いた瞬間に起きました。笑。

羽田から実家までの電車の中でコンピューターに向かい作業をしながら、日中の興奮が画面に立ち上ってくるようで「わ〜!」となっていた私。端から見たら、相当可笑しい感じになっていただろうなあと今になって反省しています。笑。


あれ。
マルカさんについて書こうと思っていたのですが、もう長過ぎですね。笑。
また別の機会に振り返ります。


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マルカさんのフェイスブックで↑の講座を含むイベントの様子をレポートしてくださっています。是非ご覧くださいませ〜。




Monday 4 March 2013

改名しかけました。

皆様、モイ。
バタコです。

いえいえ、ヨシコです。


無事ヘルシンキに戻ってきております。
神戸マルカさんでのトラベル講座2日目から記録が途絶えてしまっていますが、元気にしております。


神戸のこと、千葉のこと、そして東京のこと。
トラベル講座のあれこれも書きたいことが積もっていますので、ゆっくり消化しながら書いていきますね。


先週末にヘルシンキに戻ってから今日まで・・。
当初の予定では「週末で体を休ませて、週明けからはりきって・・」だったのですが、とんでもなかったです。


なんだか、頭がバタバタ。
予定も、バタバタ。

自分で自分に驚くような、とても嬉しい反応です。



振り返れば、先週月曜日に東京で打ち合わせさせていただいたお相手とこんな話をしたのでした。


お相手 
「もうすぐ帰国ですよね。どうですか?お気持ちは。」

ヨシコ 
「いつもの帰国では『あれも食べてない!これもまだ食べてない!食べないと日本を出発できない!』と名残惜しい気持ちで一杯なんですけど、今回はとにかく早くヘルシンキに戻りたいんですよ。いま頭にあるアイデアを形にするなら今しかないような気がして、一刻も早くオフィスで作業をしたい気持ちです。食べたりてないもの、たくさんあるのですけれどね。笑。」



神戸、千葉、東京の講座でお目にかかった、合計94名のお客様。
打ち合わせやお食事をさせていただいた、たくさんのプロフェッショナルな方々。

知らず知らずのうちに、皆様のエネルギーをいただいていたのですね。


まさに、このエネルギーが自分の中を駆け巡っているのだなあと実感しています。
時間が、足りません。

有難いです。


もうバタバタしすぎて、オフィスバタノでも良いのじゃないかと思ってしまいますけれど。。。笑。

明日もオフィスウタノ、頑張ります。



今日のお写真は、「ヘルシンキに戻ったなあ。」と実感した日曜日の朝食を。



ミルクで炊いたお米が入ったパイ、カルヤランピーラッカ(karjalanpiirakka)でした。