Monday 16 July 2012

夏の旅、3日目。[ユヴァ→スルカヴァ→サヴォンリンナ]

皆様、モイ!
よしこです。


羊に後ろ髪を引かれる思いでなんとか出発した3日目。
まず向かったのは、スルカヴァ(Sulkava)です。




ちょうどこの翌日からボートの大会が予定されていたので、小さな町がワクワク&ソワソワな空気に包まれていました。このボートの大会はアマチュアの団体(職場のグループや学生のチーム)も参加できる枠があるそうで、なんだか楽しそう!


そういえば。。。
私が通っていた高校はボート部が強かったんですよね。体格が比較的大柄なので入学早々ボート部の勧誘ラッシュに遭った思い出があります。

つるりと健康的に日焼けした先輩達に、「ボート、楽しいよ!」と言われて入部しそうになった私。
結局自分の自由時間欲しさに諦めたんでしたっけ・・。

「あの時勢いででも入部していたら、この景色を見て別の血が騒ぐのかしら?」なんてことをぼーっと考えたスルカヴァでした。笑。


あ。そういえば、スルカヴァにはマリメッコのファクトリーがあります。
テキスタイル染めや服飾、インテリアのファクトリーとは別の、バッグをメインにしたファクトリー。
ファクトリーアウトレット目当てで立ち寄ってみると、かわいいファクトリーが稼働中でしたよ。




気になるアウトレットですが、バッグ自体はそこまで安くなっていなかったので「ふ〜ん。」と。
なぜかシャツやらスカーフやらを購入。笑。

ただ、バッグの布地はかなーりお安かったです。あの分厚い布地、ふつうのミシンでも縫えるのでしょうかね。こういう時、製作意欲だけでなく技術も伴う人が羨ましくなります。。。



お昼が近づいた頃、次に向かったのはサヴォンリンナ(Savonlinna)。
サヴォンリンナと言えば国際的にもかなーり有名なのは、夏のオペラフェスティバル。古城オラヴィンリンナ(Olavinlinna)で行われるオペラ公演は、正装で古城に赴く観劇者も含めて一つの風物詩となっています。


↑オラヴィンリンナの外壁側からパチリ。中もひんやり重厚でした!


「古城でオペラ、きっとすごく素敵なのだろうなあ。」と興味はありつつも、私は行ったことがありません。

ちょうど私の滞在日の翌日から今年のフェスティバルが始まる予定だったので、街はすでにすごい賑わいでしたよ。聞くところによると、街の宿泊施設は満室を超す勢いで予約争奪戦なんだとか。。。

「来年の夏はフィンランドにオペラを観に行きたい!」という方、いらっしゃいましたら是非早めにオフィスウタノまでご相談ください。ホテルもチケットもばっちり確保しますので。なんなら私もドレスアップしてご案内として同行しますので。笑。


「オペラ、いいなあ。」とひとしきりうっとりした後は、やっぱり美味しいものに目がいきます。笑。

広大な湖水から獲れる小魚、ムイック(muikku)に粒子の細かいパン粉をはたいてバターソースで鉄板焼き。新鮮なムイックが獲れる地方でしか食べられない味です。




ムーシ(muusi:マッシュポテト)を添えてサーブするのは一般的ですが、ここのお店は更に甘いタマネギソテーがたっぷりのっていました。レモンをたっぷり絞っていただくと、言葉を失くすほど美味。秒速で食べ終わってしまいました。笑。

サヴォンリンナでは、Hotel Seurahuoneの最上階テラスレストランでいただくムイックが最も有名。
私もトライしたのですが、なんと2時間待ち!泣く泣く諦めました。

お食事に限らず、「サービスのために並ぶ」という習慣が定着していないフィンランドでは異例の状況です。オペラ効果にも、ムイックにも、驚きました。苦笑。「行き当たりばったりな旅でなかったら予約をして行ったのに!」と悔やまれましたが、これは「来年オペラを観に戻って来なさい」という意味ですね、きっと。(←都合の良い解釈。笑。)


お散歩して最後に食べたおやつは、ロルツ(lörtsy)。
これもこの地方の名産なので、ヘルシンキではほとんど見かけません。

カフェで、というより屋台でテイクアウトするような存在です。



お食事にもなるお肉フィリングの他、デザートになるいちご、りんご、ベリーなどの甘いタイプもあるので、私はりんご味をセレクト。


揚げパンにりんごジャムが入っている感じでしょうかね。薄ーくペラペラしているので、見た目程重量感は無いのです。ペロッといただいて元気が回復したところで3日目の宿泊地に向かいました。













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